高知・南国の四方竹

 

 竹林にポキッと小気味よい音が響く。秋に生える
 タケノコ、 四方竹(しほうちく)の収穫が高知県
 南国市の山里、白木谷でたけなわだ。

 ポキッと手で折ったタケノコの断面は、名前の通
 り四角形。10月初めから11月中旬にかけてが
 シーズンで、ゆでて皮をはぎ、地元のほか関東、
 関西、九州へ出荷する。


 「そのゆで方に10数年泣いた」と同市四方竹
 生産組合の筒井和美組合長(66)。黒ずんだり
 斑点が出たりした。加工技術を確立したのは
 8年前。今では周辺地域を含めた28戸の組合員
 が、約50トンを出荷する。ゆで上がった四方竹は
 黄みを帯びた緑色。「今年は秋になって雨が降り、
 順調に成長して品質もよい」と筒井組合長。南国の
 秋の味覚は天ぷらや煮物、サラダなどで食される

 
                   (写真と文・土居賢一=高知新聞より転載)